What's "EOT"?
――――繋いだその手を、放せ。
2019年3月に行われた第4章は、EOT初のタッグ大会として開幕した。
2人の大喜利プレーヤーが手を取り合い、他のライバルタッグに立ち向かい、頂点を目指した。
10タッグが本戦で雌雄を決し、最終的に俺スナ・ゾによるすえきすえぞーの変動ゆかが頂点を手に入れた。
運命の天秤は何度も揺れ動き、その中で最高のタッグは、勝利への渇望と薄氷の戦術で
優勝を物にしていった。
35の絆が千切れ、最も硬い絆のみが生き残った。
しかし、千切れた絆も、また結び直したことで、新たな未来を見据えたはずだ。
そうして、タッグ戦の価値を新たに見出し、再確認できたはずだ。
大喜利の新たな側面に、胸を熱くしたはずだ。
そんな君たちに提案がある、どうかその絆を今一度引きちぎって欲しい。
EOT第5章は個人戦だ。
隣人も、友人も、そして己自身でさえも大喜利の前には平等に「敵」となる。
肩を並べて戦った戦友すら、今や君のライバルに過ぎない。
70人の中で聖杯を手にできるのは、ただ1人だけだ。
最も力がある者が、最も運のある者が。
そして、最も面白い者だけが、笑いの女神の寵愛を受けることができる。
アリーナは高円寺StudioK。
3章と同じレギュレーションである8/35の予選サーキットに
16人の本戦トーナメントの過酷な戦場を用意しよう。
特別な環境と。
特別なお題と。
特別なルールで。
ペンを剣に、ホワイトボードを盾にして、戦い合おう。
君の面白さを証明できるのは、もはや君しかいないのだから。
大喜利を愛する全ての人へ。
Extreme(極限の)大喜利トーナメント第5章。
ここに、開幕を宣言します。
令和元年7月10日
EXTREME OOGIRI CLUB
山下 銃(ばらけつ)